このところ、子どもが次々とカゼを患い、外へ出られずにおりました。
そんな休日の朝、
「小田の岩百合、現在のコンディションは?」
と、メッセージが1通。
まだ、蕾が目立ちます。
しかし、海の透明感。
咲きはじめた岩百合は、若々しくて明るく見えます。
岩場の先の方は、ぼちぼち咲いておりました。
すぐに、咲き揃うでしょう。
海面が、キラキラと。
ここから望む、小田の集落。
あんまり空が青いので、矢柄でも車を止めて。
空、青。
この日は、海府荘でランチの約束。
画家が一人、写真家が一人、酒家(僕)が一人と、子どもが二人。
オムライスをいただきました。
天気がいいなぁ・・・大野亀でも行きますか。
画家と写真家と酒家、一行は大野亀へ。
寄り道、その1。
跳坂の中腹で、ちょっと車を止めます。
寄り道、その2。
北鵜島で、またもや車を止めます。
眺めが良いなぁ。
今日はレンズフレアなんか気にしない。
海が綺麗。
遠くの関岬が霞んで、それもまた綺麗。
「あの、打ち寄せる波を撮って」
画家の声に、
「あの、打ち寄せる波を撮って」
写真家に、まんま投げる酒家。
だって今日は広角レンズしか、
持ってきていないのですから。
フレアが気にならないくらい、暑い日だったのです。
やっと、目的地へ。
カンゾウの見頃は、もう少し先ですね。
それでも、案外と人が歩いていました。
大野亀ロッジは、繁盛していたようです。
時期が早いせいか、あまり見ない白とピンクの花がたくさん。
日傘のご婦人など歩いていると、あれやこれやと妄想してしまいます。
岩場も綺麗。
山は山で良い。
海側の斜面あたりの花が咲いてくると、
海を背にして映えるのにな。
鳥居と、枝振りの良い木。
3人で、遊歩道を行きます。
茅が目につきます。焼き払いたい。
遊歩道の整備は、おそらくカンゾウ祭に合わせて行われるのでしょう。
草刈りが終わり、道を直した頃には、
花はみな、散っているかもしれません。
帰路についた一行は、ふらっと山居の池へ。
入口で、マムシグサが出迎えてくれます。
何度見ても悪そう・・・
「ウルトラマンベリアル」で画像検索してごらんなさい。そっくりですから。
池の周辺は、ところどころ歩道が崩れ、思い切りがないと奥へ進めません。
体力に自信のある写真家だけが、奥へ。
画家と酒家は、大人しくしていることにしました。
水面が静かになると、青い空が、目の前の緑が、水に映ります。
写真家は、どこまで行ってしまったのやら。
池のほとりの、
フタリシズカ。
たぶんアマドコロ。
ツクバネソウかな。
広角レンズなので、やたらと背景の光が入り。
玉ボケがうるさい。自分で入れといて文句言うのもなんですが。
木漏れ日のフタリシズカ。
久しぶりに、外へ出た気がします。