8月23日、世間がやれBBQだやれECだと騒いでおる中、
今年で第8回となる岩首「竹灯りの集い」へ。
まず出迎えてくれたのは、海岸護岸に並ぶ竹灯りでした。
農具に和紙を貼った雪洞が、会場・岩首談義所への道案内をしてくれます。
浴衣の若者。東京から来た学生さんでしょうか?
竹灯りの集いは、東京工科大学の学生さんたちと一緒に運営されているそうです。
そして、学生さんが着ている浴衣は、集落の各家々でタンスの肥やしになっていたもの。
この祭のために引っ張り出して、着せてあげたのだとか。
どれも素敵で、祭の夜によく合っていて、古さは少しも感じませんでした。
集落内の坂を上がり、会場の談義所へ向かいます。
道沿いに並ぶ竹灯り、導かれて上へ上へ。
竹灯りでトキを描いてあるようです。
今年はリアルトキでなくキャラクター系ですね。
消えた竹灯りに、再点火して歩く人を見かけました。
大学の先生でしょうか。
相川の宵乃舞もですが、ろうそくを使うイベントは、何かと気をつかいますね
σ(^_^;)...
坂の上から、子どもがダーっと駆けてきました。
何かの作戦名を叫んでいましたけど・・・思い出せません。
ビニールハウスの中まで、竹灯りでライトアップ中です。
談義所に到着、ちょうど、岩首の鬼太鼓を打っていました。
舞うロウソ。
ロウソ(面を付けている方)のことを「とっつぁん」と呼び、
助打ちとの組を「すけとっつぁん」と言うそうです。
写真はブレてますけど、芸は極ってます。
今回の余興部の皆さん、若干のブランクがあるらしく、体力的に厳しいと言うておりましたが、
芸がはじまると、体が動くようで。
ナマで見たのははじめてでしたが、岩首鬼太鼓、かっこ良かったです。
背中の、ひもをくしゅくしゅってしてるのが可愛らしい。
流しそうめんをやったところでしょうか。
これには間に合いませんでした。
竹灯りの中には、願いごとが書かれたものもありました。
ゆる〜いお願いから、
切実そうなものまで。
ぜひ、叶いますように。
また来年も手伝いに来いさ!
材料代や協力金なら、お金いただいても良いかなと思いました。
喜んで払います。その方が願いごと叶いそう。
はったん雪洞に、子どもの手形発見!
こんなキレイに付いてるなら、これはイタズラじゃないな。
祭を終えた庭では、若者たちが語らいのとき。
何を話しておるのやら、「若者のすべて」か!?
談義所ライブ&交流会へ。
浴衣のあの娘に、お酌のひとつもされたかったなぁ。
佐渡・岩谷口出身の歌手YAMATOのライブ。
スポットライトは、外の現場でよく使うアレでした。うちにもあります。
美女2人を横に、ラブソング熱唱中。
ちょうど良いところにさがるバスケゴールが泣かせます。
ノンアルコールでいるのが、ちょっと辛かったので、学校探索へ。
岩首談義所の建物には、旧岩首小学校の校舎がつかわれています。
廊下の飾りは、稲、栗、秋の実り。
田んぼの学校といった雰囲気。
校舎の掃除、大変ですよね。
古い校舎ですが、人が入って、いまも生きている建物です。
校舎の2階から。庭もいい雰囲気です。
帰り道、竹灯りを愛でながら、ゆるゆると下ります。
ただのガードレールも、普通の家の壁も、村の掲示板まで灯りが映って、
今日はみんな特別に見えます。
ろうそくの柔らかい灯りだから、良いのでしょうね。
優しくなれそう。
竹灯りに別れを惜しみつつ、岩首を後にしました。
また来年も来よう。次は飲めるよう支度して。