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大わらじ(小木強清水)



4年前の写真、これがどこだったのか・・・すっかり忘れておりました。

大わらじと言えば倉谷が有名だけど、柱の色がどうも違う。



横位置で撮ったのが1枚あり、見きれた看板から判明しました。

強清水だったか。


村の境に大わらじを吊るしていると『この村には、こんな大わらじを履く大男がいるのか!?』と、賊や災厄が驚き逃げて行くという、

そんな微笑ましい伝説によるもののようです。




 
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節分の行事と昔ばなし



関集落の節分は、玄関先に『十二月』と書いた木の札を立てます。

これを見た鬼は「まだ十二月だったオニ!」と、勘違いして帰るという・・・何度も書いてますが、そんな可愛らしい風習が残っています。

金泉地区でも同じような風習が残っていますし(達者では最近紙の札に変えたとか)、かつては国仲方面でも行われていたようです。

そのあたりのことも、前に書いてましたね。

うちのジイさんが生きてるうちは、豆まきは炒った大豆をまいていましたが、今では落花生です。

なぜ大豆を炒るのかといえば「この豆から芽が出るまで来るのは待ってくれ」と、鬼と約束したという昔話があり、炒ってあるから芽は出ないというオチなのですが。

そうなると、豆をまく意味も変わって来ますよね。豆=武器でなくなる。



先月、高千中学校で『総合的な学習の時間 発表会』を見学させていただきました。

地域に伝わる民話についての発表が多く、影の神、乙和池、安寿と厨子王など、

写真をたくさん入れたり、クイズ形式にしたり、生徒たちがそれぞれ工夫して発表していました。

発表を終えて、めでたしめでたし〜おしまし...にはせず、

物語のルーツにとなる土地を訪ねて、民話が生まれた背景に想いを巡らせたら、なお良いと思います。

その土地の生活、信仰、伝統など様々なものが、物語誕生に関わっているはずですから。



 
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竜眼の池(岩谷口)

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夜ごと竜の眼が光る...と、伝説が残る『竜眼の池(りゅうがんのいけ)』。

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夜には、おそごぅて近寄れません。

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岩谷山から落ちる水滴が、椿の枝にツララのカーテンを引いていました。

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田んぼの水も、凍りました。

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冬です。





 
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節分のこと



写真は、4年前の使いまわしです。

昨晩は、わが家でも節分でした。
せいらと豆が、まかれたものか、どうなのか。

家の前には、ゴロスケのダンに拵えてもろうた「十二月」の木札。
鬼が、来る月を勘違いしたかと帰って行くのだとか。

集落によっては、同じ木札を使っても、
小さな点をたくさん書いて、数えてるうち朝になったオニ!作戦や、
升目を入れておいて、五目並べしてるうち朝(以下略)など、
あの手この手で、鬼を惑わしています。

島外には「十三月」と書く地もあるようで、
鬼が、首をかしげて帰って行くのだとか。

黒姫集落には、「鬼の田植」という昔話があり、
鬼に助けられた恩から「鬼も内」と豆をまく家があるそうです。
その話をフジパンのサイト「民話の部屋」にて、
なんと、セイラさんの語りで聴くことができます!!

フジパン「民話の部屋」
鬼の田植(語り:井上瑤)

アルテイシアの声で!

ゲペルニッチの声で!!

香貫花・クランシーの声でぇーーー!!!

・・・申し訳ありません、つい興奮してしまいました。



それと、

村にUターンの若者の家が建ち、榊を立てる場所が変わりました。


 
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節分「十二月」の木札



 気がつくと、節分も過ぎていました。

 わが家でも、そこかしこに落花生の残骸が転がっていましたので、

 節分行事「豆まき」が、今年も盛大に開催されたものと思われます。

 わが村では、村の境界に榊を立てます。

 さらに、「十二月」と書かれた木札が、村のあちらこちらに見られます。



 以前にも書きましたが、

 これを見た鬼が「まだ十二月だったオニ!」と、勘違いして帰るという、

 なんとも愛しげな言い伝えによるものです。


 佐渡には「鬼は内」と唱えて、豆をまくところもあると聞きます。

 もし、

「まだ十二月か〜・・・、もう来ちゃったから仕方ないオニ!」

 なんて、あわてんぼうの鬼がやってきたら、

 一緒にビールくらいは、飲んでやらんなんなぁ。

トンチボに化かされた話

佐渡のムジナは、人を化かします。

トンチがきくので、トンチボ(頓智坊)と、呼ばれます。

ところが、

闇夜の一人歩きは気をつけなされ。トンチボに化かされる。

などと言っても、

「またまた〜、そんな訳ないじゃないですか〜」

と、若いもんには信じられないようで。


トンチボに化かされた老婆のことが、

新聞に載ったことがあります。



貉の仕業か、老婆崖下へ落つ 失心しているのを救助

金泉村大字北狄通称甚太郎方の老婆は一昨十五日夕方相川町四丁目の親戚西村方へ不幸見舞に赴く途中小川新道中程の崖下へ墜落し失心の状態に陥っているのを漁師が発見、手当を加へたので一命は取止めたが貉にだまされて崖へ落ちたのであらうと噂されている。

佐渡日報(昭和八年十月十七日)

(山本修之助著「佐渡の貉の話」より)


これは、ずいぶん前の話ですが、

うちの村には、つい最近、化かされたもんがおりまして、

風呂へ入ったつもりが、気がついたら川につかっておったのだとか。

そん時は、飲んでおったんですか?

と、尋ねてみたところ、

「いや、しこたま飲んどったけど・・・ありゃあ、トンチボだな」

と、いうことで、化かされたようです。

影の神(後尾集落)

こんじな、後尾(うしろ)のもんから聞いた話。


  むかしむかし

  後尾の娘を

  山の神さんが好きになってしもうた。


  神さんは

  使いの牛を娘のとこへやって

  嫁にきてくれぇと頼んだが

  娘はなかなか

  うんとは言わんかった。


  使いの牛は

  うんと言うまで

  おれは帰られんと

  そこに丸くなっておったんだけも

  それが固まって岩になったんだげな


  いまでも

  山の神さんは後尾の村を見ておって

  ときどき神さんの影がうつるので

  影の神と言うんだと



日の出のときに、金北山の御堂の影が映るから、

という謂われもあるので、

この神さんは、金北山の神さんなのでしょう。


ちなみに、岩の丸っこい方は牛の尻で、

尖ってる方は牛の角だそうです。

写真ありませんが、

後尾を通るときには、

「あぁ、あれがツノか」

などと、思ってご覧くださいませ。


ほかにも、いろいろと伝説が残っています。

 →海府よもやま話「後尾と影の神」




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